Q5−6
離婚しても、子供と会うことはできますか。
A5−6
面接交渉権などと呼ばれている問題ですが、協議離婚や調停離婚に際して、一定の取り決めがなされることが多いと思います。
調停での話し合いでも解決できない場合には、裁判所が判断することになりますが、この問題も、親権の問題と同様、親の都合ではなく、面接交渉を認めることが、子供の幸せ、福祉につながるかという観点から判断されることになります。
一般的には、夫婦が離婚したとしても、子供にとっては、双方の親と触れ合う方が、幸せ、福祉につながると考えられますので、通常であれば、面接交渉が認められることになると思いますが、暴力・暴言があったり、子供自身が会いたがっていない場合には、認められない可能性が大きいと思います。