Q2−7
訴状が届きましたが、どうしたら良いのでしょうか。
A2−7
訴状には、飽くまで相手方の一方的な言い分が書いてあるに過ぎませんが、裁判(訴訟)を起こされた側が争わない限り、裁判所は、訴状に書いてあることが全て真実であるということを前提として、判決を言い渡すことになります。
ですので、相手方の言い分が真実と異なるのであれば、自らの言い分を、答弁書や準備書面という形で提出する必要がありますし、証拠書類を出したり、証人を立てたりして立証する必要もあります。
主張・立証の適否によって、大きく結論が異なる可能性もありますので、専門家である弁護士に依頼することをお勧めします。
なお、あらゆる債権には消滅時効というものがあり、一定の年月が経過している場合には、支払義務が時効によって消滅していることもありますので、ご注意下さい。